応用情報技術者試験に合格する為には過去問を何年分解けば良い?|その他準備と対策

資格試験・勉強法

記事を開いていただきありがとうございます。よしハムコロリと申します。熊本で25年以上ITエンジニアをしております。
今回は私が、独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)が運営している「応用情報技術者試験」(以下、応用情報と記載します。)に合格した経験に基づき、受験に向けた準備や対策方法について書いてみたいと思います。ちなみに、私は、2024年春期(47歳のとき)に合格しました。

合格の秘訣は、「過去問をひたすら解く。できたら10年分解く」です。
2026年度試験からはCBT方式に移行予定となっています。試験範囲や時間については変更無さそうですが、試験日程や細かい受験方法については変わると思います。応用情報の詳細については以下をご確認ください。

応用情報技術者試験 試験情報(IPA公式)

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私については以下をご覧ください。

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勉強法と試験対策

私は応用情報受験に関しては基本的に「過去問道場(応用情報技術者試験ドットコム)」で過去問を解きまくったことしかありません。あとは、通勤途中にYouTubeで聞き流しで試験に出る単語を説明してくれる動画が数多くありますので、それを聞いていました。

応用情報技術者試験ドットコム

午前試験

勉強法

  • 過去問道場の過去問をひたすら解きまくる!できたら10年分くらい解く。
  • 間違えた問題を繰り返しやりました。

前述の通り、とにかく過去問を解きまくりました。過去問道場に掲載されていた過去問を全て解きました。ゲーム感覚でやれるので、達成率を100%にしたくてやっていましたが、これは少しやりすぎかもしれません。あと、間違った問題を繰り返しやりました。今思えば、新しい問題向けの勉強はしていなかったな…と思います。

試験対策

  • 80問の問題を150分で解かないといけないので、1問に使える時間は1.875分(受験番号などの記入もあるので実際はもう少し少ないです)
  • 計算問題や迷う問題は一旦後回しにする。後回しにしたことが分かりやすいように私は問題用紙に☆マークを書いていました。後回しにした問題はマークシートも空欄になりますので、マーク間違いに気を付けましょう。
  • 後で自己採点をしたい人は、最終的に解答した選択肢を問題用紙に○を付けておくと良いです。
  • 時計はちょいちょい確認しましょう。
  • 見直しなどを行っても時間が余った場合は、早目に退室して午後試験の為のパワーを温存した方が良いです。

80問の問題を150分で解かないといけませんので、1問に掛けられる時間は1.875分以下となります(受験番号や生年月日などの記入もあるので、もう少し少なくなります)。素早く解ける問題はさっさと片付けて、計算問題や迷った問題向けに時間を残しましょう。

午後試験

勉強法

  • 過去問道場の過去問をひたすら解きまくる!10年分くらい解く。
  • 選択するカテゴリは絞った方が良い。私は必須回答の情報セキュリティと他5つのカテゴリに絞りました。

午前試験に続き、午後試験も過去問道場で過去問を解きまくりました。私は応用情報を2回受験していますが、1回目は明らかに午後試験の勉強が不足していました。全てのカテゴリを網羅できるに越したことはありませんが、膨大な量になりますので、カテゴリを絞った方が良いと思います。私はまず全カテゴリの過去問を5年分くらい解いて、その中で得点が良かったカテゴリに絞って10年分解きました。午後試験はとにかく時間との戦いです。150分で5つの大問に回答しなければならないので、1問につき30分しか使えません。

私は現役のITエンジニアですので、午後試験の問題は、どの問題も新規プロジェクトに参加するみたいな感じでワクワクする気持ちがありました。問題は難しいですが、割と楽しく臨めたと思います。

試験対策

  • 問題文を読む前に、まず設問を見る。
  • 解ける問題から素早く解いていきましょう。1問に悩み過ぎないこと。
  • 午後試験はかなり時間がシビアなので、時計をちょいちょい確認しましょう。
  • 選択した問について、回答用紙に○を書くのを忘れないこと!(迷ったときに忘れそうになる)
  • 後で自己採点する場合には、問題用紙に回答内容を書いておきましょう。でもそんな時間はほとんど無いと思います。

試験当日に向けた準備

試験当日は、試験でほぼ一日が終わります。忘れ物などが無い様に入念に確認しましょう。受験票への顔写真の貼付を忘れている方が意外と多いそうですので気を付けましょう。私が気にしていたことを以下に記載します。

  • 受験票に顔写真を貼り付ける!顔写真が無いときは撮影も!
  • 受験票に書いてある持参品を全てそろえておく。老眼に私は目薬必須!
  • シャープペンシルは芯が余分に入っているか確認
  • 消しゴムはボロボロになっていないか確認
  • これは難しいかもしれませんが、事前に試験会場に行って場所を確認していたらかなり安心できると思います。
  • 前日は早く寝る!

あと、受験票に書いていないもので当日持っていった方が良いものを記載します。

  • 昼食。私はいつもカロリーメイト(4本入り)です。inゼリーを持っていったこともあります。外食する程の時間は無いので持参した方が良いと思います。あと、食べ過ぎに気を付けましょう。
  • 飲み物。水とかお茶とかお腹を刺激しないものが良いと思います。私はいつも水です。500mlのペットボトルが1~2本あると良いと思います。自動販売機など購入できる場所がすぐに見つからない場合がありますので、持参した方が良いと思います。
  • 栄養ドリンク
  • 森永製菓のラムネなどブドウ糖を補給できるもの(気休めかもですが…)。ちなみに1度私は氷砂糖を持っていってしまったのですが、静かな部屋で氷砂糖を噛み砕く音は響きます^^;

以下、私が受験時に使っている文房具などの必需品です。

試験当日

心に余裕を持たせる為、早目に試験会場に到着するように段取りをしましょう。私は、部屋に入れる時間の1時間前には試験会場に到着するように行きました。ちなみに、早過ぎると会場設営のスタッフさんよりも早いときがあって、会場への道案内が掲示されていなかったりする為、適度に早くが良さそうです。

あと、朝食は適度にとり、お腹への刺激を少な目にした方が良いです。部屋に入る前にお手洗いを済ませましょう。

受験後

過去問道場やTACなど各種サイトにおいて、解答速報が掲示されます。夜8時頃にはIPA公式サイトには午前試験の解答が掲示されますので、そちらを待った方が良いと思います。午前試験は割と早く掲示されますが、午後試験は速報でも1週間くらい時間が掛かります。人によっては、速報は見ず、合格発表を待つ方もいらっしゃるようです。合格発表まで約3ヶ月程ありますので、結果は忘れた頃にやってきます。

一番悩ましいのが、合格発表を待っている間も次期試験が近づいてきますので、次はどの試験勉強をしようか?という点です。私は自信が無かったので、応用情報を勉強し続けていました。

応用情報の次は、「情報処理安全確保支援士試験」に挑戦してみてはいかがでしょうか。

さいごに

最後まで読んでいただきありがとうございました。繰り返しになりますが、応用情報合格の秘訣は「過去問をひたすら解く」です。これに尽きます。本記事が参考になれば幸いです。
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